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2009.01.25
お代官様、御出座~

「越後屋。ここのところ、ずいぶんと羽振りが良いようじゃのう。」
「めっそうも御座いません。今まで通り細々とした商いでございます。」
「ほほぅ。今まで通りとな?」
「そうで御座いますよ。羽振りなんて全く・・・」
「そうか。。。それではナゼ、今月の冥加金が少ないのじゃ?」
「・・・はっ!( ̄□ ̄;) そ・それは・・・」
「まさかお主。代官であるワシを誤魔化そうとしたわけではあるまいな?」
「いえいえ、誤魔化そうだなんてめっそうもありません!」
「まぁよい。そんなことよりワシは南蛮渡来のキャットニップとやらが気になってのぅ。」
「南蛮渡来・・・それはご禁制のアレで御座いますか!?」
「越後屋、ムリと申すか?」
「ムリだなんて、申しません。しかし、多少の困難を伴います。」
「そういえば、カリカリの荷揚げ問屋の枠が空いていたな・・・。」
「そ・そうですか。それでは今宵、黄金色のキャットニップをお持ちいたします。」
「手に入ると申すか?」
「日頃からお世話になっているお代官様のためで御座います。ご禁制だろうが何だろうが手に入らぬものなど御座いません。」
「越後屋。お主も悪よのぅ。」
「お代官様には敵いませぬ。」
「ハッハッハッハ・・・」
「ハッハッハッハ・・・」
ということで。
かなり悪代官顔のセティでした(笑)

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